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年金追納シミュレーション — 追納額と年金増加額を計算

学生時代や免除期間に払わなかった国民年金保険料は、承認の翌年度から10年以内なら「追納」で後払いできます。このシミュレーターでは、追納にかかる金額、老齢基礎年金が毎年いくら増えるか、そして何歳で元が取れるかを、その場で計算します。

最終更新:2026年10月23日 · 保険料・年金額は日本年金機構(JPS)と厚生労働省の公表値(2026年度)に基づきます · ToolNovaの計算ツールの作り方

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ご注意:このシミュレーションは目安です。実際の追納額は、追納する年度によって加算額が変わるため、日本年金機構から送られる「国民年金保険料追納申込書」や「ねんきんネット」で必ず確認してください。入力した情報はブラウザ内でのみ計算され、送信・保存されることはありません。

追納したい期間を入力

追納したい月数と、その月が属する年度を最大3グループまで入力できます。不要なグループは月数を0のままにしてください。

か月
か月
か月

種類によって「追納しなかった場合に年金へ反映される割合」が違います。追納で増えるのは、その反映分の不足分です。

歳
%

所得税+住民税の合計税率。追納額は全額が社会保険料控除になるため、入力すると「実質負担額」も計算します。

初期値は「2024年度12か月+2025年度12か月、学生納付特例」の例です。数字を変えると結果は自動で更新されます。

シミュレーション結果

追納額の合計(目安)
–
条件を入力すると計算します。
–
まだ計算していません–

計算の前提:老齢基礎年金の満額は2026年度で年額847,300円(480か月加入)。年金の増加額 = 847,300円 ×(追納月数 ÷ 480)×(1 − 追納しない場合の反映割合)。追納額は各年度の保険料額(下表)で計算した目安です。承認年度の翌々年度以降に追納すると、経過期間に応じた追納加算額が上乗せされ、実際の金額は日本年金機構の公表する追納保険料額が正となります。

追納とは?

国民年金の保険料について、学生納付特例、納付猶予、保険料免除の承認を受けた期間は、後から保険料を納める「追納」ができます。追納すると、その期間が「保険料納付済期間」として扱われ、老齢基礎年金の額が増えます。

ただし期限があります。承認された月の属する年度の翌年度から10年以内に限られます。10年を過ぎた月は、二度と追納できず、その月は年金額に反映されないまま確定してしまいます。

追納しないと、年金はいくら減るのか

承認を受けた期間は、追納しなくても年金に一部が反映される制度と、まったく反映されない制度があります。

期間の種類追納しない場合の反映割合追納で取り戻せる分
学生納付特例・納付猶予0(まったく反映されません)全額分(10割)
全額免除1/2残りの1/2
4分の3免除5/8残りの3/8
半額免除6/8残りの2/8
4分の1免除7/8残りの1/8

とくに学生納付特例と納付猶予は反映割合がゼロです。追納しなければ、その月は受給資格期間には数えられても、年金額は1円も増えません。若い頃の数十か月が、老後の毎年の年金額を静かに削り続けます。

国民年金保険料の推移(1か月あたり)

年度保険料(月額)年度保険料(月額)
2016年度16,260円2022年度16,590円
2017年度16,490円2023年度16,520円
2018年度16,340円2024年度16,980円
2019年度16,410円2025年度17,510円
2020年度16,540円2026年度17,920円
2021年度16,610円

このシミュレーションでは上記の保険料額を追納単価の目安として使っています。実際の追納額は、承認年度から3年度目以降に追納する場合に、当時の保険料へ追納加算額が加算された、日本年金機構の公表する「追納保険料額」が適用されます(承認の翌年度・翌々年度に追納する場合は加算額なしで、当時の保険料額そのままです)。

元が取れる年齢の考え方

追納は「払った額」と「増える年金額」の損得で考えられます。たとえば学生納付特例の24か月(2024年度12か月+2025年度12か月)を追納すると、追納額は413,880円、年金は毎年42,365円増えます。増えた年金を受け取り続ければ、約9.8年で追納額に届きます。65歳から受給するなら、約74.8歳で元が取れる計算です。それ以降は、増えた分がそのまま生涯のプラスになります。

さらに、追納した保険料は全額が社会保険料控除の対象で、支払った年の所得から差し引けます。所得税と住民税を合わせた税率が20%の方なら、実質負担は追納額の約8割となり、元が取れる時期はさらに早まります。上のフォームに税率を入力すると、この実質負担ベースの損益分岐も表示されます。

次にやること

  1. 期限を確認する:「ねんきんネット」や最寄りの年金事務所で、追納できる月と締切(承認年度の翌年度から10年)を確認してください。古い月から順に失効します。
  2. 正確な追納額を確認する:加算額を含んだ正式な追納保険料額は、日本年金機構の公表表と、送付される申込書で確認できます。
  3. 申し込む:年金事務所または「ねんきんネット」から「国民年金保険料追納申込書」を提出すると、納付書が届きます。
  4. 年末調整・確定申告を忘れずに:追納した年の社会保険料控除として申告すると、税金が戻ります。
追納の期限を過ぎたらどうなりますか?

その月は二度と追納できません。学生納付特例・納付猶予の期間であれば年金額に永遠に反映されず、免除期間であれば反映割合の分だけが残ります。期限は承認された年度の翌年度から10年です。古い月ほど先に失効するので、追納するなら古い月から順に検討してください。

追納加算額とは何ですか?

承認を受けた年度の翌年度と翌々年度に追納する場合は、当時の保険料額のまま納められます。しかし3年度目以降になると、経過した期間に応じて「追納加算額」が上乗せされます。早く追納するほど安く済む仕組みです。正確な金額は日本年金機構が年度ごとに公表する追納保険料額の表で確認してください。

追納した保険料は税金で戻ってきますか?

追納額の全額が、支払った年の社会保険料控除の対象になります。所得税・住民税の合計税率が20%の方なら、税負担は追納額の約20%分軽くなります。年末調整または確定申告で申告が必要です。このページのフォームに税率を入力すると、実質負担額と損益分岐を表示します。

学生時代の分は全部追納したほうがいいですか?

学生納付特例の期間は追納しないと年金額に一切反映されないため、効果が最も大きいのはこの期間です。ただし損益分岐は平均して受給開始から約10年です。健康状態や他の資産状況も含めて判断し、まずは期限が近い月から検討するのが現実的です。このシミュレーションは判断材料の一つとしてご利用ください。

入力した情報は送信されますか?

いいえ。計算はすべてあなたのブラウザの中で行われ、入力内容が送信・保存されることはありません。

出典:日本年金機構 — 保険料を追納したいとき · 日本年金機構 — 国民年金保険料 · 厚生労働省 — 令和8年度の年金額・保険料の公表資料。このページの結果は目安であり、正式な追納額・年金額は日本年金機構に確認してください。